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地図を作業図に 地図から始める楽しい授業 ≫詳細はこちら |
やってみました 地図活用授業 ――小学校から高校まで―― 地図を作業図として活用する授業を展開してきた加藤好一(琉球大教授)と静岡県のサークルゆいが地図を使う授業をすべて公開。工夫が光る地名攻略法、略地図の書き方から地理検定まで役立つ授業例満載 ■著者=加藤好一・サークルゆい |
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■目次 @教室から地域へ A地図学習は「ぬり絵」(作業図)から B作業図・学習プリントをつくろう C作業図で考えよう(その1)−ぬり絵から D作業図で考えよう(その2)−視覚化して E作業図で考えよう(その3) ○作業図を起点に他の地域の特色をつかむ ○作業図学習の応用 −たとえば京都の町を班活動で歩く前に F略地図を書こう(その1) −自分流地図記号をつくる ○動物標識・ここはどこでしょう ○地図記号をつくろう −陸軍の地図からみんなの地図へ G略地図を書こう(その2) −フィッシュボーンメソッドで地図をつくる H遠足で楽しく地図を読む I地図から始める授業(その1) −航空写真の疑問を解決 J地図から始める授業(その2) −新旧の地図を比較する K地図から始める授業(その3) −昔の地図から学ぶ ○戦時の主題図から読み解く「石油資源」 −昭和18年の『日本国勢図会』を読む L地図から始める授業(その4) −「チベット問題」を歴史地図と対比する ○生徒の手元に地域の地図を ○パソコンを活用した地図学習 ○ 「子午線モニュメント」はどこにある? ○君の学校の経緯度は? ○南の島へ「地図の旅」 M都道府県名を攻略する N地図帳もちこみテスト問題をつくろう ○班対抗 地名当てコンクール ○地図帳だけで調べよう ○白地図のクイズ化 75 ○役立つパズル・地球儀・地図・絵本 Oできる喜びを体感させる「地理検定」の試み P略地図のススメと書き方 (補論) どのように学びあい、育ちあうか −小5工場見学と地図の活用を例として |
■「作業図学習」ってなに?(本書より抜粋) 地図を作業図として活用すると、第1に、色ぬり作業にはクラス全員が参画できる。 第2に、「探すこと」を通して教えあいが生まれる。 第3に、「目的物を探して着色する」という活動から「地図のどこに何があるか」をつかむ力が育つ。 第4に、一斉指導が少なくなる分、支援が必要な児童に十分手をかけられる。そこでのふれあい、賞揚がどれだけ子どもの励みになることか。しかも、このような作業は、「見本」さえあればそう難しくはない。 さらに、色ぬりした地図を持って学区に出かけ、着色した事物を実際と対照させて読図や方位の学習を行える。 1・2年生ではまず地域での活動範囲を広げ、3・4年では遠足の中で地図を使って行動させる。と同時に、社会科では地図と実際とを対比させる機会を増やして活用力を高めたい。 小学校の“ゆい”同人が開発した「作業図学習」という方法は中学・高校でも少しくふうすれば発展的に応用できる。その活用法も紹介したい。 |
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